バイアグラというのはEDを改善させるための治療薬として有名です。
中には治療という観点からだけではなく性行為の時に十分な勃起を維持するために服用するという人もいます。
そんな多くの男性たちの味方ですが、薬というからには副作用が生じる可能性があるということも理解しておかなければなりません。
正しく使えば決して危険なものではないので、利用を考えている人はバイアグラの効果と副作用のどちらも事前に知っておくことが大切です。

バイアグラの効果の紹介

そもそも男性器が勃起するメカニズムというのは、脳が性的刺激を得る事で血管が拡張する作用を持つ物質「環状グアノシンーリン酸(cGMP)」というものがペニス内で増加し、海綿体に血液が流れ込むことで起こります。
つまり勃起しているのは血液が集中しているからだと考えると簡潔でしょう。
そして性的刺激がなくなるとcGMPを分解する酵素「ホスホジエステラーゼ5型(PDE5)」が分泌され、海綿体の血管収縮が起こるので勃起がおさまるようになります。

バイアグラこの勃起のメカニズムの中でバイアグラがどのように作用するかというと、勃起を鎮めるPDE5の働きを抑制するというところにあります。
そのため服用することで勃起を鎮めるのに時間がかかるので勃起状態を維持させることができるようになるという効果があります。

実はバイアグラというのはED治療薬として開発されたものではなく、研究中に発見された偶然の産物です。
もともとは狭心症の治療薬を開発していたのですが、その研究過程で勃起補助の作用が見つかったことから生み出されました。
強制的にではなく医学的に正常な勃起を促すメカニズムが証明されているバイアグラは、幅広い人に効果を与えています。
とは言え100%ではないので個人差があることも理解しておかなければなりません。

EDの人は興奮状態になって勃起はするものの、その状態が鎮まるのが早い「中折れ」というものを引き起こしたり、なかなか勃起に至らないなど勃起不全と一言に言っても状態は様々です。
そんな勃起障害に悩まされている人が服用した場合の改善率ですが、10日間で大体約5割という結果が出ています。
服用期間が延びることでその確率も上がっており、3ヶ月で約6~7割にも及びます。

バイアグラを服用すれば勃起が起こると勘違いしている人もいますが、実際の効果はそうではありません。
あくまで勃起を鎮める作用を抑制するものなので、勃起を発生させるものではないということを理解しておかなければ効果を実感することができないという事態を招きます。

効果が高いというデータは出ていますが決して全員に効くわけではありませんし、体質に合わない人が利用すれば命に危険を及ぼす可能性もあります。
自己判断で利用するのではなく必ず医師に相談してから服用するようにしましょう。正しく服用すればその効果を得られる可能性も上がります。

バイアグラの副作用の紹介

バイアグラは基本的には安全な治療薬ですが、体に合わない人や硝酸剤、塩酸アミオダロン製剤などを服用している人には安全に服用することができない場合があります。
そして人によっては様々な副作用が出てしまうこともあるでしょう。

頭痛の男性主な症状としては頭痛や顔の火照りめまいなどがあります。
これらは服用者の1割程度が実感する症状なので決して少ないとは言えない割合です。
この他にも動悸や胸やけなど様々な不快症状が出る可能性があります。
中には稀に4時間以上経っても勃起状態がおさまらないという持続勃起症になったり、一時的な視覚異常なども引き起こしてしまう可能性があります。

数多くある副作用の中でも注目を集めているのが突発性難聴というものです。
これはある実業家がバイアグラを服用したことで難聴になったというエピソードから注目を集めるようになったのですが、実際はバイアグラとの関係性は未だに解明されていません。

バイアグラによって引き起こされる副作用というのは血管拡張作用によるものがほとんどです。
なぜそれが難聴に結びついてしまうのかがはっきりと分かっていないのですが、本人はテレビ番組などでバイアグラを服用すると耳が悪くなるということを発しているため人々は懸念するようになったのです。

この実業家の難聴を証明するものやバイアグラが原因であるという証明がないので副作用のせいだと断定するのは早いというのが実際なのですが、イメージとして結びついてしまっている人々もいるのも事実です。
突発性難聴そのものの原因も解明されていないのですが、この実業家が言うように難聴を引き起こしている原因になっている可能性もゼロではないと覚えておきましょう。

バイアグラはまず自己判断で服用するのではなく医師と相談した上で服用するというのが前提となります。
そして服用するのは1日1回というのが基本で、次に飲むまでに24時間以上空ける必要があります。
成分量も統一されているわけではないのでどのタイプがいいのかも医師と相談しておきましょう。

成分量や飲み方などを気を付けていれば命の危険を感じるようなことは避けられます。
副作用が出る可能性はもちろんありますが、ほとんどが血管拡張によるものだと覚えておくと必要以上に不安になったりすることを避けられます。

バイアグラの副作用が出た場合の対処法

バイアグラを服用することで副作用が生じ、体に不調が出てしまう場合もあります。
実際にそうなってしまった際には「体に合わなかったのだろうか」と焦りや不安を感じてしまう人も少なくはありません。
しかし医薬品を口にする時点で副作用の可能性というのはゼロではないので、焦らず冷静に対処することが大切です。

よく見られる症状としては頭痛や顔の火照り、めまいなどがあります。
これらはバイアグラの血管拡張作用が原因で引き起こされるのですが、体を横にして少し休めば症状が治まる場合があります。
しかし顔の火照りやめまいとは違い頭痛は痛みを伴うのでできるだけ早く治したいという人もいるでしょう。

ロキソニンを併用する?

一番有効だと言われているのがロキソニンです。
ロキソニンを手に取るイメージロキソニンは頭痛を抑える効果があるので、もしバイアグラによって頭痛が起きた場合にはロキソニンを併用して服用すると良いでしょう。

しかしこのロキソニンは食事の後に服用するのが望ましいとされている薬です。
一方バイアグラは食事の前に服用した方がいいとされる薬なのでそこにタイムラグが生じます。
頭痛が起こる可能性があると事前に分かっている人であればできるだけバイアグラと同じタイミングで服用するのが良いです。
しかし、胃が弱い人だと胃粘膜が荒れてしまう可能性があるのでタイミングはよく考えて服用するようにしましょう。

胃が荒れる可能性があるのであれば胃薬も一緒に飲めばいいのではないかと思う人もいますが、素人が何種類もの薬を併用するのは非常に危険です。
そのため何かの薬の副作用を抑えるために他の物を併用するという場合には医師に相談しておくことが必要不可欠です。

その他にも副作用はあり、軽度なものから重度なものまで様々です。
軽度なものであれば少し休んで様子を見るようにし、用量を減らした方がいいかどうかを医師に相談しましょう。

もし重度の症状が出た場合にはすぐに病院を受診します。
そうなった場合にはバイアグラの服用はストップしなければならなくなるでしょう。このあたりの処置も医師の判断に任せることになります。

呼吸困難に陥ったりすぐに死に直結するような副作用が現れるわけではありませんが、自己判断で対処するのは非常に危険です。
長期的な服用を考えているのであれば尚更正しい処置を受けることが大切だと理解しておきましょう。